今週読んだ本
・『遊びと人間』
いわゆる遊びの4分類で有名なやつ。気になっていたので読む。
遊びの4分類は全体の1/3くらいで説明して、それ以降は主に模倣/眩暈と競争/運の組み合わせについての論考。遊びにこそ厳格なルールとそれを守ることが求められるとか、有名人に自分を重ねることへの批判とかは今でも通用すると思う一方で、完全情報ゲーム系の解析が完了したら意味を失うみたいな話についてはそうでもないだろうなと考えたり。面白かった。
・『あなたが私を変えたから』
Xでちょいちょい見かけていい感じだったので読む。出てくる人間全員に優しいところのある話で心地良く読むことができた。
・『オタクに優しいギャルに私はなる! 1』『オタクに優しいギャルに私はなる! 2』
なる!って言ってなるもんでもないだろ、と思っていたらそのあたりの偏見の話にも触れていて印象よりもしっかりしている。『あなたが私を変えたから』もだけど、ギャル(とされる)側の話もあるからかもしれない。
1巻はギャグ色が強かったのに、2巻に入ってからの湿度がすごくて面白かった。いい百合だったので次も楽しみ。
・『あなたが私を照らすから。 4』
完結。綺麗な「私たちの戦いはこれからだ!」だし、その戦いがベストカップル選手権(何?)なのも含めて怪作だった。
・『恋する小惑星 6』
完結。落ち着いた雰囲気のあるいい4コマ漫画だった。