『漢辞海』『大辞林』『新明解国語辞典』などの辞典を刊行している日本の出版社は?

今週読んだ本

 

・『海』

 今回は比較的穏当というか朗らかな印象の残る短編集。その中ではちょっと異彩を放つ、活字を媒介にした官能的なやり取りを描いた「バタフライ和文タイプ事務所」がよかった。

 

・『新解さんの謎』

 新明解国語辞典の独特の語釈に注目した「新解さんの謎」と、日常で使う様々な紙についての連作エッセイ「紙がみの消息」が収められたエッセイ集。うるさすぎず静かすぎないちょうどよく力の抜けた文章が面白かった。

 

・『セフレ沼から抜け出せないっ! 百合えっちアンソロジー』

 高良真生「彼女のコスプレ」がオチのひどさも含め一番面白かった。

 

・『今日、お姉さんとエッチしない? 百合アンソロジー』

 焼肉定食のやつのバカバカしさがとてもよかった。

生物にはそれぞれ知覚する環境があるという「環世界」の概念を提唱した、ドイツの生物学者は?

今週読んだ本

 

・『地雷グリコ』

 概ね漫画版の通り(こっちが原作だけど)。ラスボスポジションの子が完全な悪人というわけではないのが分かってよかった。

 

・『ダンゴムシに心はあるのか』

 ダンゴムシに心はあるのか、そもそも心とは何なのかについて研究結果などから明らかにする一冊。よく聞くジグザグの迷路に閉じ込める実験の、その発展形の話などもあって面白かった。

 

・『暇と退屈の倫理学』

 暇/退屈とは何で、どういう時に感じるものなのかなどについて考察した一冊。続編?から読んだけれどこっちの方が分かりやすかった。

 

・『税金で買った本 20』

 人付き合いが苦手で司書志望だけど漢字が読めない新キャラの居そうな感じに切なくなってしまった。

 

・『忘却バッテリー 24』

 巻田がかっこいい巻だった。

 

・『スローループ 11』

 この巻から登場する小悪魔系の後輩の「パパ」発言が一切説明されないのが怖い。

 

・『対ありでした。 11』

 プロゲーマーの舌禍のラインが本当にありそうで嫌だった。

 

・『百合SMでふたりの気持ちはつながりますか? 6』

 SMだけどちゃんと心のやりとりの話をしていてよかった。

 

・『citrus + 7』

 成長の話。

 

・『くちべた食堂 7』

 真っ当にいい話をしていてよかった。

 

・『きみが死ぬまで恋をしたい 9』

 戦争が近づいていることを突き付けられるようで辛い。

北米のロックバンドで、ブリンクの後に付く数字は182ですが、Sumの後に付く数字は?

今週読んだ本

 

・『ミュージック・ブレス・ユー!!』

 あらすじでは冴えない女子校生みたいな書き方をされているけれど、そもそも見た目が大分派手めなうえに、痴漢に絡まれている女の子を助けたり、友人にひどいことを言った柔道部員の男子に食って掛かったりと、気風のいい姉御肌の主人公が暴れ回る結構痛快な青春小説だった。でも、学校のトイレに閉じ込めたまま週を跨がせるのは流石にやり過ぎだと思う。

 

・『うさぎはかく語りき 3』

 かわいい系のキャラクターでハードなアクションをする漫画としてかなりいい。関係ないけど一冊1000円越えでちょっとびっくりした。

南極と北極。ペンギンがいるのは?

今週読んだ本

 

・『ペンギンの世界』

 ペンギンの可愛い話が読めるかと思ったら、南極に調査に行ったら雪の下にペンギンの死体が積み重なっていて足跡が血で赤くなったという壮絶なエピソードから始まった。厳しい環境や人間の影響などの危機にさらされる一方、愛くるしい見た目で保護が進みやすい側面もあるようでよかった。

分かったような分からないようなやりとりの例えにも使われる、禅の代表的な修行法は?

今週読んだ本

 

・『封印再度』

 タイトルがかっこよすぎる。凶器が見つからないまま密室で自殺した画家と、壺の中に入れられて取り出すことのできない鍵をめぐるミステリは面白かったのだけど、体感として話の半分くらいが犀川と西之園のラブロマンスで、しかも正直しょうもないやり取りをしていたのであんまり評価は高くない。

 

・『無門関』

 公案と呼ばれる禅宗の問いのそれぞれだけでも意味深で理解が難しいのに、著者の無門が「こんなに分かりやすく教えるようじゃ○○和尚もね……」みたいな煽りをしてくるので、まさに禅問答みたいな気持ちになってくる。とはいえ、その無門もこのうち一つ(犬に仏性はあるか?のあれ)に6年以上考え込んでいたらしいので、やっぱり難しくて正しいのだろうと思う。

呪術師が広めた霊水が名前の由来になっている、ドイツ帝国の植民地支配に抵抗して1905年に現在のタンザニアで起こった反乱は?

今週読んだ本

 

・『踏切の幽霊』

 妻を亡くして生気を失った女性誌の記者が、怪談特集として踏切に現れるという女の幽霊を調査するところから始まるミステリ。結論から言ってしまうと幽霊は本物の幽霊で、ではその女は一体何者なのかに焦点を当てたストーリーが展開していく。90年代が舞台ということもあってちょっと古臭くて地味だけど、しっとりした読後感は悪くない。

 

・『コーヒーが廻り世界史が廻る』

 最近色々読んだコーヒー関連の新書の一つで、これは本当に世界史に重点を置いているもの。話がドイツに移る第五章から明らかに筆がノってきているのが分かってその点も面白かった。

以前、イスラームの文字神秘主義の薫陶を受けたことでもあり、言語神秘学者の気がないではないわれわれは、ザ行とマ行の自由な組み合わせからなるザム・ザムやマジ・マジが共に、ミズ・ミズしい水を表現しているのを不思議に思わない。これはマジ。(P.178)

 やかましいわ。

 

2026年6月からは初となるゴールデン帯での放送が始まった、25枚のパネルを4人の回答者で取り合うBS10のクイズ番組は?

今週読んだ本

 

・『777 トリプルセブン』

 高級ホテルを舞台に、裏社会から抜け出そうとする女性と、彼女を捕らえるように命じられた殺し屋集団と、それに巻き込まれてしまった不運な殺し屋の群像劇という、伊坂幸太郎の得意なやつ。個人的にはこういう話の時の方が好き。

 

・『身体の美学入門 感性から捉えなおす人間の本質』

 「美/醜」がどのように形成され、時代によってどのように変化するのかについて、知性と感性を基にして考察した一冊。よかった。

 

・『クイズの戦後史』

 終戦直後の『話の泉』から現代にいたるまで、クイズというものがどのように日本社会に広まっていったのかをまとめた一冊。クイズ番組の回答者や問題の傾向、果ては演出や賞品についても時代を反映しているという指摘が鋭く、面白く読むことができた。