ニューギニアに生息している、世界で初めて毒を持つことが確認された鳥は?

先週と今週読んだ本

 

・『毒と薬の世界史』

 時代ごとの毒と薬にまつわるエピソードをまとめた本。古代~近世くらいまでは毒にしても薬にしても植物由来のものが多いので、前に読んだ『植物はすごい』と重なる内容も多い。それ以降の化学が発展した時代になると一気に多様な物質が現れてきて、よきにつけ悪しきにつけ化学からは離れられないのを実感した。

 タイトルの錬金術に惹かれたのだけどその辺のエピソードはあんまり多くないです。

 

・『スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました 26』

 内容的にはいつもと変わるところのない話だけど2巻続けてスーパーマリオをネタにしてるのが気になる。なんかの思い入れがあるのか、想定した読者層に刺さるとおもっているのか。

 

・『声優ラジオのウラオモテ 12』

 目標としていたプリティアオーディション編。これまでの仕事が評価されて、だからこそ夢を諦めなければいけなくなって、それすらも仕事の糧になるという構図があまりにも残酷。とはいえ、救いも見えてはいるので今後でなんとかなってほしい。

 あとは通い妻してるところが良かった。

 

・『聖女先生の魔法は進んでる! 1』『聖女先生の魔法は進んでる! 2』

 「聖女」としては異端として辺境に押し込められた主人公が、落ちこぼれの烙印を押された少女2人を引き取って元々いた弟子も含めて鍛えていく話。よくある感じのラノベファンタジーとして悪くはないけれども、個人的な趣味として無自覚最強みたいなのがそんなに刺さらないというのがある。

 

・『マチネとソワレ 16』

 TVドラマ編。特徴のない殺人犯役=演技を封じられた状態で、どのように演技をするかだけでなく、目的のためには何をするかに焦点を当てた話づくりに感心した。

 

・『アネモネは熱を帯びる 8』

 新キャラ登場! 恋と勉強の板挟みに迷う2人! みたいなことはあんまりなく、きちんと話しあってこの巻の間に解決してしまった。これくらいで済ませてくれる方が個人的には助かる。次が最終巻ということで少し寂しさもあり。

 冒頭のちょっと不穏な展開を物陰でのキスで解決したのがちょっと面白かった。

 

・『やばいアイドルのマネージャーになっちゃった話 2』

 正統派アイドルの普段の姿は!? みたいな話。表に出すのは流石に、とはいえ根は悪い子ではないのでそんなにやばいかという感じもあるけど、それを知ったうえで自然体でいられる場所になろうとするマネージャーとのほのぼのコメディ。よかった。